福島ロケットチャレンジ2025・参加チーム募集開始

■開催目的
福島県内の中学生・高校生を対象に、モデルロケットの製作・打ち上げを通して探究心とチームワークを育む機会を提供し、将来の宇宙・航空産業を担う人材の育成を目指します。
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■概 要
大会名:福島ロケットチャレンジ2025
開催日:2025年11月1日(土)
時 間:午前8時〜午後3時(予定)※悪天候時は「天気待ち1本勝負」またはオンライン記録会を実施予定
主 催:福島ロケットチャレンジ2025実行委員会
内 容:モデルロケット打ち上げ競技、記録の計測・審査、表彰式 ※参加費無料
会 場:ふくしまスカイパーク(福島県福島市大笹生苧畑169) ※駐車場無料
アクセス:https://www.city.fukushima.fukushima.jp/shisetsu/koen-sports/1/2271.html
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■部 門
A部門>福島県内の中学1年生〜高校3年生、または高等専門学校3年生までで構成されたチーム
(優勝チームは宇宙甲子園/全国大会出場権獲得)
B部門>構成員に高校3年生または高等専門学校3年生を超える年齢のメンバーを含むチーム
(社会人可)
※各部門で順位を決定し、特別賞等も授与
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■参加条件
・日本で活動する単一の学校または単一の組織に所属していること
・中学1年生〜社会人(エントリーできる部門は、前述の「部門」を参照)
・チームメンバーの人数は3人以上であり、10人以下であること
・他のチームに重複して参加していないこと
・設計、製作もしくは打ち上げ時において、何らかの重要な役割をもつこと
・チームのうち1人以上がモデルロケットライセンス第4級以上を所持していること
※単一の学校または単一の組織からエントリーできるチームの上限数はありません
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■サポート
学校長や団体および教育機関から承認を受けた、チームメンバーを監督する立場の方(監督者)が必要です。また、監督者は成人である必要があります。
ロケットの製作にはチームメンバーのみが参加することができ、他の学生や監督者を含む第3者のサポートを受けることはできません。
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■機体規定
・市販のキットを一部変更したのみの機体は採用することができません。
・機体全長:300mm以上。フィンの後退代も全長に含まれます
・ボディ(ボートテールを含む)直径:制限はありません
・推進方法と制限:ロケットの推進にはB6-4型エンジンを1本のみ使用に限ります。その他の方法をロケットの推進に使用することはできません。
・回収装置の制限:パラシュートのみ
・機体重量制限:150g以下
・搭載要件:生のうずらの卵および高度計各1つ(詳しくは搭載物の要件を参照ください)
・構造要件:ロケットは1段式に限ります。またロケットは、『モーター(エンジン)搭載部』と『生のうずらの卵およ び高度計の搭載部』が分かれる構造であって、それぞれが別々の回収装置によって安全に回収できることとし ます。
・モーター(エンジン):クリップやエンジンフック、スクリューキャップなどを用いた機械的な固定をしなけ ればならず、飛行後に取り外しができることとします。摩擦のみで固定する方法は採用できません。
・マーキング:ロケットは全体が塗装されているかコーティングされていなければなりません。
・ロケットにはチー ム代表者のJARライセンスナンバーが記載されている必要があります。
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■搭載物の要件
1.卵:各自チームで用意してください。
・卵は、卵全体を保護する部材で覆う必要があります。保護する部材は金属を使用してはなりません。
・卵の種類:生のうずらの卵(一般的には約10g)
・卵の状態:ひびや割れのないこと
2.高度計
・高度計はPerfectflite Pnut、Firefly、APRA、Jolly Logic Altimeter One、Jolly Logic Altimeter Twoとします。
・高度計にリプログラムを施すなどの改変はできません。また、打ち上げ前の表示高度の確認を行うこと。
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■フライト
1.2フライト制:2フライト以上を実施し、ベストスコアで競います。ただし、予選会の状況や当日の天候等によって1フライトとする場合があります。
2.最高到達高度の目標: 250ft(76m)
3.滞空時間の目標:16〜18 sec.
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■採点・原点・失格
①卵の安全な回収:打ち上げ後に審査員により卵の状態が確認されます。
ヒビや割れがあった場合は、申請する記録とすることはできません。
なお、卵を保護するための部材はチームメンバーによって外されなければなりません。
②打ち上げ成績からのポイント計算:最高到達高度の目標からの差異によるポイントおよび滞空時間の目標からの差異によるポイントを計算し、合算したものから、各チームのプレゼンテーションまたは審査員によるチームへのヒアリングによる取り組み状況を評価し、ポイントを減じた(加点)ものを結果とします。
高度: 高度の得点は、それぞれftで表す目標高度と高度計に記録された高度の差の絶対値がポイントになり ます。
滞空時間: 本競技において滞空時間は、リフトオフ(離床)からペイロード部のタッチダウン(着地)までの時間とします。
滞空時間の得点は、滞空時間の目標の範囲に入る場合と、入らない場合で異なります。
滞空時間の目標の範囲に入れば0点が滞空時間のポイントになります。
滞空時間の目標に満たない場 合は、最小の滞空時間の目標と計測の滞空時間との差の絶対値(1/100sec.単位)を4倍し、滞空時間 のポイントとします。
滞空時間の目標を超える場合は、最大の滞空時間の目標値と計測の滞空時間と の差の絶対値(1/100sec.単位)を4倍し、滞空時間のポイントとします。
プレゼンテーションまたはヒアリングは、「天候変更に対応する準備ができているか」「製作時に根拠をもっているか」「取り組みを自分たちの言葉で説明できるか」を評価します。
③マーキングの不備:機体へのマーキングに不備があった場合、チームへのポイントとして5ポイントが加算されます。
④ダブルフローティング:モーター(エンジン)への不点火が2回あった場合は失格とします。
⑤着地前の介入の禁止:ロケットが打ち上がり着地するまでは、キャッチをするなど、人の手を介してはなりません。
⑥危険飛行:飛行するロケットの軌道が予測できない場合や人員または建物などに危険が及ぶ飛行をした場合、ロケットの破損、部品の脱落、モーター(エンジン)の不具合が原因でない炎上などが起こった場合は失格となります。特に人員または建物などに危険が及ぶ事態があった場合には、競技全体を中止することもあります。
⑦スポーツマンシップに反する行為:卵への細工、高度計の改変、発射台への細工、他のチームへの 妨害などがあった場合には、失格とします。
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■その他
①ライセンスの携帯:選手、サポーターのモデルロケットライセンス所有者はライセンスを必ず持参してください。当日にチームメンバーにライセンス保持者がいない場合、競技会へ参加することはできません。
②引率者の成人確認:引率者の方は、公的機関が発行する身分証明書(運転免許証など)を必ず持参してください。
③フライオフの実施:競技の成績が等しい場合は、フライオフにて順位を決定します。
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■参加申込
募集期間:2025年8月22日(金)~9月30日(火)17時まで
申込サイト:https://req.qubo.jp/pathfinder/form/20251101
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■よくある質問(FAQ)
・ロケット製作に必要な道具は持参ですか?→当日のロケットの組み立てや調整に使用する工具は各チームで持参してください。ただし、会場に用意してある机は事務用の長机ですので、大きな荷重や衝撃が加わる作業は行えません。
・ロケット製作以外で当日持参が必要なものを教えてください(昼食等)→ 昼食・飲み物・帽子など、各自で必要なものをご用意ください。会場周辺にコンビニや飲食店はありません。
・個人で参加できますか?→単一の学校または単一の組織に所属するメンバー3名以上で組織されたチームでのみ参加できます。
・参加証明書などは発行されますか?一律に用意はしません。必要な場合は個別に対応いたしますので、事務局にお問い合わせください。
・当日見学は可能ですか?→立入を制限している区域に立ち入れなければ、見学は自由です。
・雨天時はどうなりますか?→小雨の場合は打ち上げを実施します。強風や強雨で打ち上げ困難な場合は、後日大会事務局立会の元、個別に記録計測を行います。
・会場まで公共交通機関はありますか?→ 公共交通機関はありません。自家用車やタクシー等をご利用ください。
・当日の服装に指定はありますか?→ 安全のため、運動靴・動きやすい服装でご参加ください(サンダルやスカートは不可)
・撮影写真の使用について教えてください。→ 当日は大会記録、広報、報道などを目的とした写真・映像撮影が行われる場合があります。撮影された写真・映像は、報道メディア、主催者のWebサイト・印刷物・SNS等で使用されることがあります。参加申込をもって、肖像の使用にご同意いただいたものとさせていただきます。
※本大会では、安全管理に配慮した運営を行います。教育用ロケットの使用にあたっては、安全認可された資材を使用し、経験ある指導員のもとで活動します。
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■お問い合わせ先
福島ロケットチャレンジ2025 実行委員会事務局
株式会社パスファインダー
Email:fukushima.rocket@gmail.com