お知らせ
未来を考える教室「空ラボ」は、自分の心が求める、
やりたいことを見つけ、自ら目標を設定し、
達成するプロセスを学ぶ、小学3年生から中学2年生を対象にした
全5回の連続プログラムです。
プログラムの初回に、子ども達が
『楽しいこと』『興味があること』『やってみたいこと』などの
意見を出し合います。
出し合った意見をみんなで議論して、全員が納得する方法で目標を決定し、
残り4回で達成までのプロセスを計画し実行していきます。
プログラムでは、講師は一切指示をしません。
子ども達の議論のファシリテーションをするだけです。
そして5回目は成果発表会。
自分たちで決めた目標を成果として、保護者の前で発表します。
空ラボで
身につく4つの力
空ラボでは、自分自身を知り、理想の未来へと自分を導くために、
「4つの力」を養うことを目指します。
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楽しい!を見つける
ー 知的好奇心を育む ー
自分は何に興味があって、何が好きなんだろう?
自分が好きな楽しいことを発見すると、
情熱をもって熱中できる体験を目指します。
達成のためには、具体的にどんな行動が
必要なのかも学んでいきます。 -
仲間と挑戦する
ー コミュニケーション能力 ー
大きな課題を解決するには、
仲間と一緒に取り組む必要が多々あります。
自分の意見をしっかり発信しながらも、
他の多様な考えを共有・理解して、
調整・解決していくプロセスの体験を
目指します。 -
やり抜く力をつける
ー 継続するコツ ー
「やり方」がつかめた後に、
それを継続するためのコツを学んでいきます。
コツコツと積み重ねた努力が、
しばらくすると大きな差を生んでいきます。
これらの実習には「ふりかえりノート」を
使用します。 -
夢・未来の自分を
見つけるー 目標達成のコツ ー
心の中に見つけた目標を、
達成するためのコツを学んでいきます。
期間内に、子供たちが自ら見つけた目標を
達成するために、毎回ステップを設定して、
最終的に達成できる体験を目指します。
未来の自分を見つける教室「空ラボ」は、
政府/経団連が提唱する未来社会のコンセプトを意識した
「創造的人材育成」プログラムです。
Society 5.0に向けた「教育改革」における
「新学習指導要領」の3つの柱
- ・学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性」
- ・生きて働く「知識・技能」
- ・未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」
これまでの教育は、知識・技能を確実に習得できているかという点を評価するものでした。しかしこれからは知識・技能を習得した上で、それを社会でどのように役立てるのかを「自分で考え、表現し、判断すること」が求められます。
空ラボでは「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」を重視し、”ホンモノ“の環境の中で”自分の心が求める・やりたいこと“を見つけ、自ら目標を設定し、達成するプロセスを学びます。
パートナー
Partner
空ラボは、人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」様や福島大学名誉教授の白石豊先生と協働し、講師のファシリテーショントレーニングやプログラム開発を行っています。
アカデミー・パートナー
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アチーブメント株式会社は個人と組織の成長を通じて、目標達成を支援する人材教育コンサルティング会社で、子ども教育プログラム開発のノウハウを活かして『空ラボ』の企画や親向けセミナー「ファミリーコーチング」を実施していただいています。
『空ラボ』で養った4つの力をさらに伸ばしていただくためには、家庭で親がどのような言葉かけをしているか、どのように関わっているのかが非常に重要です。親向けセミナー『ファミリーコーチング』では選択理論心理学に基づいた、すぐにご家庭で実践できる、子どもの自信を育むための関わり方。子どもの可能性を伸ばしていく教育法を学ぶことができます。今回登壇した畑中弘子講師は、住宅会社の専務取締役を務め、ビジネスでも実績を上げながら、家庭では高校生のお子様を選択理論心理学を用いながら子育てに取り組み、子どもとのよい人間関係と学業での成果の両立を実現されています。これからも数多くの子ども教育プログラムを実施する中で培った経験やノウハウを活かして、空ラボに参加する子どもたちの明るい未来につなげてまいります。
アチーブメント株式会社
メディア・パートナー
パートナーの声
Voice
空ラボにご協力いただいているパートナーをご紹介します。
アカデミー・パートナー:UE植松電機(UEラボ)
「思うは招く。夢があればなんでもできる。」
植松電機「植松努」さんは、様々なジャンルの「好き」や「得意」をテーマに、体験・実験を通してひとりひとりが自分の好きや興味の研究者になれる場所「UEラボ」を開催しています。
同じマインドを持つ繋がりから「空ラボ」でも特別講演を行っていただくなど深い交流があります。
「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」に。
人の可能性を奪わない社会を目指します。
小さい頃から紙飛行機が大好きで、大学で流体力学を専攻。
名古屋の航空宇宙産業で働いたのち北海道に戻り、リサイクル用バッテリー式マグネットを開発。株式会社植松電機を起業しました。
北海道大学でロケットエンジンの研究をしていた永田先生との出会いをきっかけに、現在は様々な宇宙開発にかかわり、全国の大学生や研究者を技術的にサポートしています。
また、人の自信と可能性を奪われない社会を目指して、全国の学校での講演やロケット教室も行っています。
株式会社植松電機 代表取締役
継続型就労支援A型作業所(株)Unizone 代表取締役
植松努
メディア・パートナー:航空ファン(月刊誌)
航空専門誌「航空ファン」では、「空ラボ」の活動を定期的に掲載いただいています。
2019年度のプログラムでは、「レッドブル・エアレースフィードワーク」をサポートいただき、
記者として活動した子供たちの取材記事を誌面に掲載いただきました。
「室屋義秀」という人物に初めて会ったのは20年前のスカイパーク。飛行機への接し方や熱い語り口から、どんなパイロットなのか、将来何を目指しているのかはともかく、飛ぶことが大好きなことはすぐに分かりました。その後の室屋さんの成し得たこと、世界の航空界に示した数々の偉業はご存じのとおりですが、ワールドチャンピオンになった今も飛行機への愛情や情熱は、レンチ片手に機体の下に潜り込んだまま出てこない、あの頃と少しも変わってはいないようです。その室屋さんが自身の経験を踏まえ、子供たちが描く夢を「夢のままで終わらせない」ための手助けをしようと立ち上げたプロジェクト「空ラボ」が、2年目を迎えました。ここで得た経験は、たとえ子供たちが航空の道に進まなかったとしても、その後の人間形成に大きく貢献することでしょう。私たちも、できる限りのお手伝いをいたします。
航空ファン編集長 三井一郎